オーストラリアACMAがEMC法規に関するパブリックコンサルテーションを行う
オーストラリア通信メディア管理局(ACMA)は、電磁両立性(EMC)法規の変更提案に関するパブリックコンサルテーションを集めています。法規基準『無線通信(電磁両立性)規格2017』と『無線通信ラベル(電磁両立性)通告2017』を廃止し、EMC要求を『無線通信機器(通用)規則2021』に組み込む予定です。
検討要点は次の通りです:
1. EMC規格の範囲を拡大:ACMAは、より広いEMC規格を提案し、『2014/30/EU指令』に基づく全てのEMC協調規格を引用することについて意見を求めます。
2. 車両EMC法規:車両(特に、高度な電子システムを搭載した電気自動車)の現行法規について意見を出します。
3. 低電力機器を除外:ACMAは、低電力機器(ワイヤレス充電器など)を高リスクカテゴリーから除外することについて意見を求めます。
4. 家庭用機器のコンプライアンス要求を緩和:ACMAは、特定の家庭用機器のコンプライアンス要求を緩和することを提案します。
5. バッテリー駆動機器の分類:バッテリー駆動機器を低リスクカテゴリーに含めることについて意見を求めます。
パブリックコンサルテーションの締切日は2023年12月20日です。MRTチームは引き続きオーストラリアEMC要求の更新を監視します。
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